1993-06-08 第126回国会 参議院 予算委員会 第20号
最も危険なポル・ポト派とは接触していないし、ポル・ポト派支配地域の実情を調査したという形跡はないわけであります。こんなことでPKOの要員を送る十分な情報収集や、それから派遣五原則の中の紛争当事者の停戦合意や、日本のPKOへの参加で当事者の同意という確証が得られたのでしょうか。
最も危険なポル・ポト派とは接触していないし、ポル・ポト派支配地域の実情を調査したという形跡はないわけであります。こんなことでPKOの要員を送る十分な情報収集や、それから派遣五原則の中の紛争当事者の停戦合意や、日本のPKOへの参加で当事者の同意という確証が得られたのでしょうか。
○有働正治君 私がなぜこの問題を重視しているかと申しますと、国土の四割と言われています森林の多くのところがポル・ポト派支配地域にありまして、この木材輸出が彼らの重要な資金源になっていると言われているからであります。
現地からの報告によりましても、UNTACの違反事例の発表の中には、UNTACが近づけないポル・ポト派支配地域のタイ国境を通過するものは含まれておらない、したがって実際にはさらに多くの原木が輸出されているということが言われているわけであります。さらに二月分の違反事例はUNTACから十一件が発表されています。うち、タイが量で九割以上を占めているわけであります。
大砲、武装車両、戦車を連動させてもちいながら、」プノンペン政府はポル・ポト派「支配地域の町、バッタンバン州のパイリン近くまでせまった。」こうなっているのですね。 これは単純な停戦違反というようなものではない。政府はこういう武力衝突を大規模なものだというふうにはお認めになりませんか。
それは明石代表が昨年十一月四日に、停戦違反が過去二、三週間増加している、カンボジア各派に自制を促す声明を発表、一月二十九日ごろからプノンペン政権軍は北部及び西部においてポル・ポト派に対して軍事攻勢をしかけていることに関して、二月三日、明石代表はフン・セン・プノンペン首相と会談したが、その際フ首相は、UNTACがプノンペン政権支配地域とポル・ポト派支配地域との間に緩衝地帯を設置するなどの措置をとれば政権軍
昨日我が党の伊藤委員の質問に答えまして、カンボジアのポル・ポト派支配の五州に対する攻撃があったことは事実でありますけれども、それは五州の中の一部の村であって、なおかつポル・ポト派一万人程度の兵士、プノンペン政府派四、五万人程度の兵士であって、日本の二分の一の面積であるカンボジアにおけるこの数は、それほど大変な事態にならないのではないかという意味のお答えを昨日されたように思う。
これは、ひところ紛争が起きまして、ポル・ポト派攻撃が始まったから好ましい状態ではないということになりまして、ポル・ポト派支配地域とそうでない地域との間に緩衝地帯をつくってはいかがか、こういう構想、検討が始まっているというふうに聞いているわけです。なるほどそれも一つの方法かな、手段かな、こう思って伺いました。
御承知のとおり、カンボジアの特にポル・ポト派支配の時代には大変な悲劇がございまして、これは第二次大戦のときのナチの残虐行為にも匹敵すると言われますけれども、約百万人ないしはそれ以上の犠牲者が出たわけでございまして、そういったような記憶が人類の記憶にまだ生々しいわけでございます。